50までのひきざん

小1算数
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――20をこえた大きな数のひき算に、ゆっくりじっくり慣れていこう――

どんなプリント?

■ このプリントはどんな内容?

このセットは、0〜50までのひき算だけを集中的に練習できるプリント10枚です。

すべてのプリントで共通して

  • 見出しに大きく「50までのひきざん」
  • 右上に「月日」「得点」の欄つき
  • 左右2列×各10問で、1枚につき20問

というシンプルで見やすいレイアウトになっています。

問題の中身を少しのぞいてみると…

  • 8−4、44−40、50−47、37−26 など、1けたと2けたの組み合わせから、2けたどうしのひき算まで幅広く登場します。
  • 40−25、36−7、49−28、42−42 など、30〜40台の数から引く問題や、同じ数を引いて0になる問題も。
  • 50−0、40−40、31−31 など、「0をひく」「同じ数をひく」計算がまとまっているページもあります。
  • 47−11、50−21、47−46、9−9 など、答えが1けたになるひき算もたくさん含まれており、暗算力を伸ばすのにぴったりです。

このように、どのページも「50まで」という範囲の中で、
0・同じ数・10・20・30・40・50といったきりのよい数をうまく交えながら構成されています。


■ ねらい:20までから“もう少し大きな世界”へ

「10までのひき算」「20までのひき算」がある程度スラスラできるようになった子どもたちは、

「30って、20と10を合わせた大きさなんだ」
「40から10を引いたら30に戻るんだ」

という数のまとまりを少しずつ感じ始めています。

この「50までのひきざん」では、

  • 44−40、33−30、31−11 などで「10のまとまり」を意識したり
  • 50−20、44−20、42−40 などで、「20や40というかたまりからどれだけ減るか」を考えたり
  • 47−32、29−23、37−36 などで、「差はどれだけかな?」と**“ちがい”の感覚**を育てたり

することをねらいにしています。

将来の「3けたのひき算」や「筆算のくり下がり」にもつながる、
大きめの数でのひき算の土台づくりにぴったりのセットです。


■ 基本の使い方

1)対象のめやす

  • 小学1年生の終わり〜2年生
  • 20までのたし算・ひき算がほぼ定着している子

がちょうど取り組みやすいレベルです。

2)1日1枚の“計算タイム”に

1枚20問なので、慣れてくると5〜10分ほどで解き終わります。

  • 朝学習に1枚
  • 宿題として1日1枚
  • 塾や学童での「最初の5分ドリル」

など、ちょっとしたスキマ時間に取り入れやすい分量です。

右上の「得点」欄には、

  • 何問正解したか
  • 何分何秒で解き終わったか

などを一緒に書いておくと、あとから

「No.3のころより、No.9では同じ時間でたくさん解けるようになったね」

と成長を振り返りやすくなります。

3)授業の確認テストにも

学級では、

  • 導入直後の理解チェックとして No.1〜3
  • 単元のまとめ前の確認として No.8〜10

というように、小テスト感覚でさっと使えるプリントとしてもおすすめです。


■ 効果的に使う3つのポイント

ポイント① 最初は「10や20を意識させる声かけ」を

No.1〜4には、44−40、35−30、50−47、33−29 など、
**「10のかたまり」や「10のかたまりから少しずれた数」**がたくさん出てきます。

計算するときには、

「44−40って、40と4に分けて考えるとどうなる?」
「50から3だけへらすと47だね。じゃあ50−47は、どれだけちがう?」

といった声かけをしてみましょう。

ただ数字を追うのではなく、

  • 50を「10が5こ」に分けて考える
  • 40を「10が4こ」ととらえる

など、数のまとまりを意識してひき算する習慣をつけることができます。

ポイント② 「−0」「同じ数を引く」をあえて目立たせる

No.3・5・8・10あたりをよく見ると、

  • 50−0、36−0、31−0、6−0 など「0をひく問題」
  • 40−40、31−31、25−25、49−49 など「同じ数をひいて0になる問題」

がいくつも入っています。

ここはぜひ、色ペンで丸をつけたり印をつけたりして、

「0をひいても数は変わらないね」
「同じ数をひくと、ぜんぶなくなるから0になるよ」

“数のきまり”としてまとめ直す時間を取ってみてください。

ひき算が苦手な子でも、
「この問題は“楽なタイプ”だ!」と気付けると、気持ちがぐっと楽になります。

ポイント③ 「差」に注目した学びへ

50までのひき算では、わざわざ数えおろさなくてもよい問題がたくさんあります。

たとえば、

  • 47−46、37−36、41−40 などは「1だけちがうから答えは1」
  • 29−27、43−41 などは「2だけちがうから答えは2」

と、“どれだけちがうか”を考えれば、指を使わなくても答えにたどり着けます。

プリントに取り組む前に、

「今日は“1だけちがうひきざん”を見つける名人になろう」

などとテーマを決めてから始めると、
子どもたちは「どれとどれが近い数かな?」と、数の関係を探す目で問題を眺めてくれます。


■ 復習のアイデア

1)まちがえた問題だけ「弱点ノート」に

丸つけをしたあと、×になった問題だけをノートや小さなカードに写しておきます。

  • 10のかたまりをうまく使えなかったもの(44−30、33−29 など)
  • −0 や 同じ数をひく問題でまちがえたもの
  • 差が1・2の問題で、かぞえおろしで混乱したもの

など、まちがい方ごとにページを分けておくと、後から狙いを絞った復習がしやすくなります。

2)「今日の3問だけ復習」ルール

全部やり直そうとすると大変なので、

  1. 弱点ノートの中から、子どもに「今日もう一度やりたい3問」を選んでもらう。
  2. ノートに大きく式を書いて、口で考え方を説明しながら解く。

という形にすると、短時間でも“考え方の復習”をしっかり行えるようになります。

3)少し時間をあけて「ふっかつテスト」

1〜2週間たったら、以前取り組んだ同じ番号のプリントをもう一度やってみましょう。

  • 前は時間がかかった 50−21 や 46−18 が、スッと解けるようになっている
  • 29−23 や 37−36 など、差に注目できる問題のスピードが上がっている

…といった変化が見えたら、大きな成長です。

点数だけでなく、

  • 指を使う回数
  • 迷う時間の長さ

なども一緒にふり返ると、子ども自身が「前よりできるようになった!」と実感しやすくなります。


■ 実際に使ってみたイメージ・感想

実際の教室や家庭での様子をイメージでまとめると、こんな場面が浮かびます。

  • 最初は「50なんて大きい数、むずかしそう…」と言っていた子が、
    50−20、50−21 といった問題を何度か経験するうちに、
    「50から20をひくのは30だよね」「じゃあ50−21は29!」と、
    自分で数の関係を利用して考えられるようになったこと。
  • 家庭では、夕食前の5分に1枚ずつ進めていくうちに、
    いつの間にか「1年生の内容なのに、2年生みたいな計算ができてる!」と感じた、という保護者の声。
  • 先生からは、「テスト前にNo.9・10をやっておくと、
    本番で“50までのひき算”が出てきても、子どもたちが落ち着いて解けるようになった」という感想も聞かれました。

■ こんなご家庭・学級におすすめ

  • 20までのひき算はだいたいできるが、30〜50の数になると急に不安が出てくる
  • 「10のまとまり」や「差」に目を向ける練習をさせたい
  • 将来の筆算や文章題に向けて、大きめの数でも落ち着いて考えられる力を育てたい

そんなご家庭・学級に、ぜひ使っていただきたい10枚セットです。


プリントはこちら!

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