――たし算の次の一歩、「引く」と「残り」がしっかりイメージできるように――
どんなプリント?
■ このプリントはどんな内容?
このセットは、0〜10までのひき算だけを集中的に練習できるプリント10枚です。
どのプリントも共通して、
- タイトルは大きく「10までのひきざん」
- 右上に「月日」「得点」欄つきで、家庭学習や小テストとして使いやすいデザイン
- 左右2列にそれぞれ10問ずつ、1枚あたり20問掲載
というシンプルで見やすいレイアウトになっています。10までのひきざん1
問題はすべて
- 10−7 や 9−2、7−3 など、答えが0〜10の範囲に収まるひき算で構成されています。
枚数が進むにつれて、
- 「9−0」「6−0」など、0をひく計算にたくさん触れられるページ
- 「10−10」「1−1」「8−8」など、同じ数を引いて0になる計算がまとまっているページ
- 「9−8」「7−6」「10−9」など、1だけ違う数どうしのひき算が多いページ
など、それぞれ少しずつねらいの異なる組み合わせになっているのが特徴です。
■ ねらい:ひき算の「意味」を体で覚える
たし算に続いて、子どもたちが最初に出会うひき算は
「○から△をとったら、いくつ残る?」
という“残り”の考え方です。
このプリントでは、
- まずは 9−2、10−7 など、具体的に指を折りながら考えやすい問題からスタート10までのひきざん1
- そこに「−0」の計算や「同じ数を引いて0になる」問題を混ぜて、数の性質そのものに気付けるようにし
- 最後の方では 10−2、9−8、7−6 など、一見むずかしそうに見えるけれど、実は“1だけちがう”おいしい問題をたくさん経験できるようになっています。
「10まで」という小さな世界の中で、
- “とる前”と“とったあと”のイメージ
- 0という数の特別な役割
- 1ちがいの関係
に自然と触れられる構成になっています。
■ 基本の使い方
1)対象のめやす
- 小学1年生の「ひきざん(1)」「10までの数のひき算」
- 年長さん〜1年生のさきどり・復習
にぴったりの内容です。
たし算の「10までのたしざん」がある程度スラスラできるようになってから取り組むと、無理なく進められます。
2)1日1枚、5分のミニドリルとして
1枚20問なので、慣れてくると5分前後で解き終わります。
- 朝学習
- 宿題の前後のウォーミングアップ
- 授業の「最初の5分」「最後の5分」
など、ちょっとしたスキマ時間にサッと出せる量にこだわりました。
右上の「得点」欄に点数を書き、日付も記録しておくと、後から
「No.3のときよりNo.8のほうが速く・正確にできている!」
と、成長の変化を親子で確認する材料にもなります。
3)授業の確認テストにも
学級では、
- 導入直後の理解チェックとして No.1・2
- 単元のまとめ前の確認として No.7〜10
といった形で、5分テスト・単元テストの準備プリントとしても活用できます。
■ 効果的に使うためのコツ
コツ1:最初は「指・おはじき」とセットで
No.1やNo.2には、9−2、7−3、10−4 など、指を折って考えるのにちょうどよい問題が並んでいます。
最初のうちは
- 指を使って数える
- おはじきやブロックを10個並べて、実際に何個か取ってみる
など、実物や指折りとセットでプリントに取り組むのがおすすめです。
慣れてきたら、「今日は指を使わずに何問できるかチャレンジしよう」など、少しずつ頭の中で計算する練習に移行していきましょう。
コツ2:「−0」と「同じ数をひく」は“特別な問題”として扱う
No.2〜No.6では、9−0、6−0、3−0、0−0 など、「0」がからむ問題がたくさん登場します。
ここはぜひ、
「0をひくと、数は変わらないよ」
「同じ数をひくと、ぜんぶなくなるから0になるよ」
といった言葉でのまとめもセットにしてください。
プリントだけで覚えるのではなく、「数のきまり」として心に残ると、この先の大きい数の計算でもつまずきにくくなります。
コツ3:「1だけちがうひき算」をゲームに
No.5〜No.10には、
- 9−8、7−6、10−9 など「1だけちがうひき算」
- 7−5、8−6、6−4 など「2だけちがうひき算」
が多く含まれています。
ここでは、
- 「答えが1になる問題に○をつけよう」
- 「答えが2になる問題だけ先に全部やってみよう」
などのミニゲームにすると、子どもたちが目をキラッとさせて問題を探してくれます。
■ 復習のしかた
1)まちがえた問題だけ「復習カード」に
丸つけをしたあと、×になったひき算だけを、
- 小さなカード
- ノートのはし
に書き写しておきます。
たとえば、
- 10−8、9−7 など「2だけちがう」もの10までのひきざん9
- 7−6、9−8 など「1だけちがう」もの
- 3−0、6−0 など「−0」だけを集めたもの
といったように、似たタイプごとに束ねておくと、弱点が見えやすくなります。
2)「今日の3問だけ」復習ルール
全部やり直すのは大変なので、
- 間違えたカードの中から、子ども自身に「今日やりたい3問」を選んでもらう
- ノートの空いているところに書いて、サッと解き直す
という軽い復習を続けるのがおすすめです。
“自分で選んだ3問”というだけで、子どもは意外と集中して取り組んでくれます。
3)少し時間をあけて「ふっかつテスト」
同じプリントを、1〜2週間あけてもう一度解かせてみるのも効果的です。
No.3の 10−10、9−9、2−2 など、前回×だった問題が○になっていたら、
「前は難しかったのに、今日は自分の力でできたね!」
と、“前の自分とのちがい”を一緒に喜ぶ機会になります。
■ 実際に使ってみたイメージ・感想
この「10までのひきざん」を実際に使ったときの子どもたちの様子をイメージでまとめると、
- 最初は 9−2 や 8−5 で指を何度も数え直していた子が、数日後には「9から5をとると4!」と、指を使わずにスラスラ言えるようになった。
- 10−10 や 0−0 に○がつくと、「なんか不思議だけど、ちゃんと0になるんだね」と、数のきまりに自分で気付いた瞬間が生まれた。
- 保護者の方からは、「毎日1枚ずつやるだけで、計算への抵抗感が少なくなった」「文章題の“ひき算かどうか”を自分で判断できるようになった気がする」という声もありました。
小さな1枚1枚のプリントですが、続けていくうちに
「数が減っていく」「残りを考える」
というひき算の感覚が、子どもの中にしっかり根付いていくのを実感できると思います。
■ こんなご家庭・学級におすすめ
- たし算はある程度できるので、そろそろひき算にもチャレンジさせたい
- 家庭学習で、毎日5分だけの計算習慣をつけたい
- 0の扱い方や、1ちがい・2ちがいの関係を、しっかり定着させたい
というご家庭・学級に、ぜひ使っていただきたい10枚セットです。
■ まとめ
- 「10までのひきざん」プリントは、1枚20問×10枚で、0〜10のひき算を集中的に練習できるセットです。
- −0、同じ数をひく計算、1ちがい・2ちがいのひき算などをバランスよく扱い、ひき算の意味と数のきまりに自然と気付ける構成になっています。
- 1日1枚のミニドリルや、復習カード・ふっかつテストとして活用することで、ひき算の土台と計算への自信をじっくり育てていくことができます。
