2けたの足し算(くり上がりなし)【解答】

小2算数
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――「どこでつまずいたか」が一目で分かる、丸つけ専用プリント――

このページでは、
「2けたの足し算の筆算(くり上がりなし)」10枚分に対応した
解答プリントセット(全10枚) をご紹介します。

各ページには

  • 上部にオレンジのタイトル枠「2けたのたし算」
  • 右上に「月日・得点」欄
  • 左右3列×4行の筆算(1枚12問)
  • 答えの数字だけが赤色で印字

という、丸つけしやすいレイアウトで印刷されています。

たとえば1枚目なら、

  • 24+14=38
  • 73+23=96
  • 67+32=99 など、答えが赤字で並びます。

すべて「くり上がりなし」の2けたの足し算ですので、
位取りと計算の手順に集中して学べる単元の解答版になっています。


1.解答プリントの役割

問題プリントだけでも練習はできますが、解答が手元にあることで

  1. 丸つけの時間を大幅に短縮できる
  2. どのタイプの問題でまちがいが多いか、すぐに把握できる
  3. 子ども自身の「自己採点」や「まちがい直し」の教材としても使える

というメリットがあります。

とくに2けたの筆算は、

  • 一の位と十の位をそろえて書く
  • 一の位から計算する

という基本の型が身につくまで、何度も練習が必要です。
解答プリントは、その繰り返し学習を先生・保護者の負担を増やさずに支える裏方役です。


2.基本の使い方(先生・保護者向け)

① まずは「大人が採点する」モード

  1. 子どもには問題プリントのみを配布して解いてもらいます。
  2. 解き終わったら、解答プリントを見ながら○×を付けます。
    • 赤い答えと自分の答えを見比べるだけなので、1枚12問でも数十秒〜1分程度で丸つけ完了
  3. ×がついた問題には、後で復習しやすいように番号に丸やチェックをしておきます。

この段階では、正答率やよくまちがえる番号を、大人が把握しておくイメージです。

② 慣れてきたら「自己採点」モード

計算に少し慣れたら、

  1. 子どもが解き終わったあとに解答プリントを渡し、自分で丸つけをしてもらう
  2. そのあとで、大人がざっと見てダブルチェック

という流れもおすすめです。

その際、

  • 解く前には答えを見ないこと
  • まちがいに気付いても、すぐに書き写さず、いったん自分で考え直すこと

といったルールを決めておくと、
「自分でまちがいに気付いて直す」経験を積むことができます。


3.効果的に使うコツ

コツ1:まちがいを「型」で見る

解答プリントを使うと、赤い答えの中に×がポツポツと浮かび上がる形になります。

  • 「十の位+十の位」のところだけよくまちがえる
    • 例:52+30=82 を 72 と書いてしまう など
  • 「一の位が0」の問題はできているが、どちらも0でないと不安そう
    • 例:51+15=66 はできるが、65+33=98 で迷う など

こうした“まちがいの型”が見えたら、

  • ノートにその型だけを集めてミニ練習
  • 黒板や家庭学習で、その型の考え方をもう一度説明

といった対応がしやすくなります。

コツ2:色分けで「得意ゾーン・苦手ゾーン」を見える化

解答プリントの赤い答えに対して、

  • 正解には青丸
  • 不正解には赤で×

をつけていくと、1枚の中で青と赤の分布図ができます。

  • 左の列の上半分に赤が集中している → ウォーミングアップが必要?
  • 下の段だけ赤が多い → 疲れてくると位がずれやすい?

といったことにも気付けるので、次の1枚を解かせる前の声かけに役立ちます。

コツ3:問題プリントとの「セット保存」

問題プリントと解答プリントを、

  • クリアファイル1冊に「No.1の問題+解答」「No.2の問題+解答」…とセット
  • または、問題を子ども用、解答を先生・保護者用のファイルに分けて保管

としておくと、あとから見返すときにとても便利です。

単元テスト前には、
「No.3〜5をまとめて復習しよう」
など、ピンポイントで使いやすい問題を選びやすくなります。


4.復習への活かし方

① その場で「まちがい直しタイム」

丸つけが終わったら、×のついた問題だけを、

  1. 解答を指や付箋で隠す
  2. もう一度自力で解き直す

という時間をつくります。

たとえば、

  • 40+23=63
  • 36+10=46

といった問題で位を間違えた子には、

「十の位どうしで 4+2、いくつだった?」
「一の位は 0+3 だから、そのまま 3 が下りてくるね」

というように、解答プリントを見ながら
「どの位でミスが出たのか」を言葉で確認してあげるのがポイントです。

② 「今日の3問復習」システム

すべてやり直すのは大変なので、

  • まちがえた中から「今日もう1回だけ解きたい3問」を子どもに選ばせる
  • 選んだ3問をノートに写して、その日のうちにもう一度チャレンジ

という軽めの復習もおすすめです。

自分で問題を選ぶことで、
「ここをできるようにしたい」という気持ちも育っていきます。

③ 1〜2週間あけて“ふっかつテスト”

同じ No. のプリントを、1〜2週間後に再チャレンジしてみましょう。

  • 1回目と2回目の得点
  • かかった時間
  • まちがえた問題番号

を解答プリントを見ながら比べると、

「前より速くなってる!」
「この型の問題は、もう大丈夫そうだね」

と、「前の自分」との違いがはっきり見えます。


5.活用イメージ・ちょっとした感想

実際にこの解答セットと問題プリントを組み合わせて使うと、

  • 先生側は、12問×30人分でも短時間で丸つけが終わり、
    そのぶんノートチェックや個別声かけに時間を回せるようになります。
  • 家庭では、保護者の方が解答プリントを見ながら
    「今日はここ全部正解だね」「この列だけもう一回がんばろうか」
    と具体的に話せるので、子どものがんばりをほめやすいと好評です。

特に印象的なのは、

「前は 63+23 の十の位を 6+3 で 9 と書いていたのに、
解答プリントを見ながら直しているうちに、
**『十の位は 60+20 だもんね』と言えるようになった」

というように、
答えを見ることが“考え直すきっかけ”になっている場面が多いことです。


6.こんな方におすすめ

  • 「2けたの足し算(くり上がりなし)」の定着をしっかり図りたい先生
  • 家庭学習で、筆算の基本だけでもきちんと押さえておきたい保護者の方
  • まちがいをただ直すだけでなく、「どこで・なぜまちがえたか」を一緒に確かめたい方

にピッタリの解答セットです。


7.まとめ

  • 本セットは、「2けたの足し算の筆算(くり上がりなし)」10枚分に対応した解答プリント10枚です。
  • 赤字の答えで丸つけがしやすく、まちがいの傾向も一目で分かります。
  • まちがい直し・型別復習・ふっかつテストなどに活用することで、
    位取りと計算のリズムを、無理なく・確実に身につけるサポートができます。

問題プリントとあわせて、ぜひ日々の学習や授業づくりにお役立てください。

プリントはこちら!

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