どんなプリント?
■ はじめに ― 「10までのたしざん」で算数の土台をつくろう
たし算は、算数の世界の“入り口”です。
「3+4」「5+2」のような、10までのたし算をしっかり身につけることは、これからのひき算・くり上がり・九九・大きな数の計算など、あらゆる学習の基礎となります。
この「10までのたしざん」シリーズ(全10枚)は、1けたのたし算をくり返し練習することで、数の感覚を自然に育てることを目的としています。どのプリントも30問構成で、短時間で集中して取り組めるつくりです。
たし算が「できるようになる」だけでなく、“考え方が身につく”プリントを目指して作られています。
■ プリント構成と使い方
全10枚は、少しずつ問題の組み合わせを変えながら、数の並び方・大小・順序に慣れていくよう設計されています。
どのプリントにも「月日・得点」欄があり、タイムトライアル形式や日ごとの積み重ね記録にも使えます。
【効果的な使い方の例】
- 1日1枚・5分学習
朝の登校前や宿題の前に1枚。1日5分×10日で、自然にくり返し定着します。
「昨日より速く」「満点をねらう」など、小さな目標を立てると意欲が続きます。 - 声に出して読む+書く
「3たす4は7!」と声に出して読みながら書くことで、耳と目と手を同時に使った学びになります。音読算(おんどくさん)は、特に1・2年生の集中力を高める効果が高い方法です。 - まちがえた問題を切り取って“ミニカード”に
苦手な組み合わせ(例:6+3・8+2)を切り抜いてカード化。くり返し練習することで、「このたし算はすぐわかる!」という瞬発力を身につけられます。 - プリントNo.ごとのレベルアップ
- No.1〜No.3:基本的なたし算の確認(答えが10以下)
- No.4〜No.6:くり返し+順序の入れ替え(5+3と3+5など)
- No.7〜No.10:同じ答えを異なる組み合わせで出す練習(9になるたし算など)
順番に取り組むことで、無理なくレベルアップできます。
■ 学習効果を高めるコツ
- 「どっちが大きい?」「あといくつで10?」を考えさせる
計算結果だけでなく、数の関係に注目させましょう。
例:「3+6=9」なら、「あと1で10になるね」と声をかけると、10のまとまりを意識でき、後のくり上がりの理解につながります。 - 視覚的に理解できるように
ブロックやおはじき、数カードなどを使いながら、「3個と4個で7個」など、実物と式の結びつきを確かめましょう。
実際に手を動かすことで、「たし算は数がふえる」というイメージが定着します。 - 時間を計る・スコア化する
得点欄やタイマーを使って、スピードアップと正確さを意識するのもおすすめです。
「5分以内に全問正解!」などゲーム感覚で挑戦することで、集中力が高まります。 - プリントの並び順をシャッフルして復習
全10枚を順番に解いた後、ランダムに解くと「暗記」ではなく本当の理解が定着します。
■ 家庭・学校での活用アイデア
- 家庭学習に
おうちでの「今日の1枚学習」にぴったり。保護者の方は「読んであげる」→「一緒に答える」→「子どもだけで挑戦」と3ステップでサポートできます。 - 授業の導入・まとめに
学校の授業では、導入5分や「計算チャレンジタイム」での活用が効果的です。プリント1枚がクラス全体で集中できる適度な分量になっています。 - ICTとの組み合わせ
タブレットのストップウォッチ機能で時間を計る、解答を撮って記録するなど、ICTとの相性も抜群です。
■ 継続が生む「計算の自信」
たし算が速く正確にできるようになると、「算数が好き」「計算が得意」という自信につながります。
10までのたし算は、いわば数の世界の“あいうえお”。
どんなに難しい計算も、この基礎の積み重ねの上に成り立っています。
この10枚セットを使えば、毎日少しずつ、確かな力が積み上がります。
「昨日の自分より、ちょっと速く・ちょっと正確に」。その小さな成功が、算数を楽しくする第一歩です。
■ まとめ
- 1日1枚・5分の習慣で、計算力の基礎をしっかり。
- 声に出す・比べる・時間を計るで、思考と集中を同時に伸ばす。
- 10枚まとめて取り組むことで、学びの流れがつながり、定着効果が倍増。
ぜひ、この「10までのたしざん」プリントで、楽しく・飽きずに・確実に計算の力を育ててください。

